MEC食では、肉・卵・チーズを優先的に食べます。
そして、MECにはほとんど含まれていないビタミンCを摂るため、葉野菜を少量加えることを勧めています。
つまり、必須栄養素をしっかり摂るための食事法です。
そんなMEC食ですが、批判される理由に以下の点をよく見かけます。(ネットで調べると)
- 野菜不足になる
- 食物繊維が足りない
この指摘、はじめは僕も思っていました。
でも、本を読み直したりSNSでMEC食の情報を書くにしてみたら・・・
MEC食では野菜を禁止してるわけではない。
野菜が食べたかったら食べて良いんですよね。
ということで、MEC食で野菜についてどのように考えてるのか、まとめてみました。
MEC食で野菜を積極的に食べなくて良い理由
野菜中心では栄養不足になる
一般的に、野菜中心の食事がヘルシーな食事と言われることが多いです。
しかし、野菜中心になると、たんぱく質・脂質が不足します。
(MEC食では、特に動物性たんぱく質・脂質が重要と考えています。)
野菜中心にすると、たんぱく質・脂質が不足してしまうので、栄養不足になってしまう可能性があるということです。
食欲が収まらない
野菜をたっぷり食べるとよく噛む、そしてお腹が満たされて過食を防ぐ、と考えられています。
しかし、野菜でお腹いっぱいにしても、栄養が不足しているとカラダが栄養を求め食欲として訴えてきます。
その結果、余計なもの(お菓子や炭水化物)を食べてしまうキッカケになってしまいます。
これは、前述の栄養不足と関連していると言えます。
食物繊維のとり過ぎは便秘の原因になる
「便秘のために食物繊維を摂りましょう。」
よく言われているものですが、便秘の人が食物繊維のとり過ぎると、便秘を悪化させる可能性があります。
野菜に多く含まれる不溶性食物繊維は、体内で水分を吸って便のカサを大きくします。
便が大きくなると、腸内で便をつまらせてしまい便秘を悪化させてしまいます。
消化に悪い
僕たち人間には、食物繊維を消化する酵素を持っていません。
そのため、肉・卵・チーズよりも胃の滞在時間が長く、胃が持たれてしまう原因になってしまいます。
糖質が多いものがある
MEC食では、太る原因は糖質のとり過ぎと考えています。
野菜の中には、糖質を多く含むものがあります。
そのため、野菜中心で食べていながら、実は糖質を無意識で摂取している可能性があります。
野菜を食べていけないわけではない理由
野菜についていくつかの指摘をしていますが、野菜を食べてはいけないとは言っていません。
MEC食では、食べてはいけないものはありません。
優先順位を指摘している、言っても良いと思います。
野菜中心の食事では、必須栄養素が不足してしまう、また便秘を招く可能性があるので、以下の順番で食べることをすすめています。
- まずは肉・卵・チーズを食べて必須栄養を摂る
- 葉野菜でビタミンCを摂る
- それら以外は、目的に合わせて食べる
野菜(葉野菜以外)を食べたい場合は、肉・卵・チーズ+葉野菜を食べた後に食べると良いわけです。
野菜だけでなく炭水化物を食べたい場合も、同じ優先順位となっています。
もちろん、1口30回噛むこと(カムカム30)も重要です。
前章で紹介した、
- 野菜中心では栄養不足になる
- 栄養不足では食欲が収まらない
- 食物繊維のとり過ぎは便秘の原因
- 糖質が多いものがある
この4点を踏まえて、好きな野菜をよく噛んで食べると良いと思います。
MEC食で野菜を食べて良い理由をまとめると
MEC食では、野菜を禁止しているわけではありません。
まずは、肉・卵・チーズから必須栄養素を優先的に摂って、栄養不足にならないようにする食事法です。
多くの人が間違えて理解されてる点かもしれません。
でも、「これも仕方ないよなぁ」と思うことがあります。
テレビで紹介されるMEC食は、野菜を食べる映像が流れることがほとんどないですし。
(お肉中心に食べてる映像ばかり放送される・・・。)
MEC食を始める、または勉強し直す場合は、ネット記事から情報を集めるよりも、
- 書籍を何度も読む
- MEC食実践者のSNSを活用する
この2つがおすすめです。
書籍やSNSは、以下の記事で紹介してるので参考にしてください。