MEC食の基本は、肉200g、卵3個、チーズ120gを目安にして食べること。
そして、1口を粒ガムの大きさにして30回噛むこと。
お肉は、牛・豚・鶏とどれでもOKにしています。
そのお肉には、ソーセージやウインナーの加工食品もOKにしています。
健康志向の人なら、ここに引っかかる人も多いようです。
それは、加工食品に使われている食品添加物です。
食品添加物については、賛否両論ありますが、多くの人は無添加のものが安心という認識があります。
では、MEC食ではなぜウインナー・ソーセージも良いとしているのか?
調べてみました。
ウインナー・ソーセージの原材料は豚肉
MEC食の考えで一貫していることは、動物性たんぱく質・脂質の不足が問題である、ということ。
ソーセージやウインナーの原材料は、豚肉。鶏肉も含まれているものもあります。また、豚脂肪も含まれています。
つまり、ソーセージやウインナーで動物性たんぱく質・脂質を摂取することができます。
そのため、お腹が空いた時におにぎりを食べるよりも、ソーセージやウインナーを食べたほうが、必要な栄養を摂取できるということです。
食品添加物は安全性を確認している
MEC食考案の渡辺信幸医師は、ソーセージ・ウインナーに含まれている食品添加物については、国が認めたものなので安全だろう、という前提で問題ないと考えているようです。
日本で仕様が認められている食品添加物(指定添加物)は454種類(2017年現在)あります。
参考資料▷食品添加物一覧
これらの国が認めている食品添加物は、動物実験で安全性が確認できたものから、1/100の量を安全な量としています。
さらにはそれよりも少ない量を使用基準にしています。
参考サイト▷安全性に対する考え方-日本食品添加物協会
個人的に思うのは、安全性を確認されている食品添加物を気にし過ぎて、栄養不足になることを懸念しているのかもしれません。
まずは肉をしっかり食べることを優先
食品添加物を気にするよりも、まずは身近で食べやすいものから食べること、を勧めていることがわかる動画あります。
この動画は、2016年5月に行われた肉サミットで答えている内容です。
まずは、それぞれのライフスタイルに合わせてお肉を食べる習慣をつけること。
そして、体調が良くなってきたことが確認されたら、そこから個人の考えで質にこだわる。
つまり、食品添加物を完全肯定しているのではなく、必要な栄養素を摂取することを優先することを勧めています。
動画は、以下から確認できます。(質疑応答は23分ごろから)
▷肉食サミットVol.1 医師 渡辺信幸「MEC食で沖縄から日本の健康長寿を」 (後編)-YouTube
僕がウインナー・ソーセージを食べていない理由
渡辺信幸医師が、ウインナー・ソーセージも良いとしていることを理解した上で。
僕は、加工食品を食べないようにしています。
その理由は、味が濃くて(塩味が強い)食べられないからです。
MEC食を続けてきたためなのか、お肉をほとんど味付けしなくても美味しく食べられます。
カムカム30(一口30回噛む)をすると、お肉の脂身を甘く感じられるので、余計な味付けをする必要が無いです。
ほんの少しだけ塩コショウを加えるくらいがちょうど良いです。
ちなみに、ウインナーやソーセージだけでなく、他の食べ物も薄味で十分です。
MEC食でウインナー・ソーセージOKな理由をまとめると
MEC食でウインナーやソーセージには、食品添加物が含まれているので、否定的な意見もあります。
でも、ウインナーやソーセージは、手軽に購入できて栄養(動物性たんぱく質・脂質)を摂取できる食べ物。
そのため、国が安全と認めている食品添加物を過剰に避けて、栄養不足になってしまうことのほうが問題。
まずは、気にせずに食べて動物性たんぱく質・脂質を摂る。
そして、体調が良くなってきたなどの変化が起きてきてから、安心して食べられるものを選んでみると良いかもしれません。
経済的に余裕があれば、最初からソーセージ・ウインナーを避けても良いでしょうね。