MEC食では、チーズを1日120gが基準量になっています。
とは言っても、チーズをたくさんの種類があります。
これまでチーズを食べる習慣がなかった人は、どれが良いのわからない
MEC食ではチーズの種類はなんでも良い
MEC食では、基本どんなチーズでも良いとしています。
チーズと言えば、プロセスチーズやナチュラルチーズがありますが、どちらでもOK。
プロセスチーズは、6Pチーズ、スライスチーズ、デザートチーズいずれもOK。
ナチュラルチーズには、カマンベール、チェダー、モッツァレラチーズなどありますが、なんでもOK。
種類よりも、1日120g食べることが重要としています。
デザートチーズには注意!
どんなチーズでもOKと言いましたが、ひとつだけ注意。
それは、デザートチーズの糖質量。
デザートチーズは、糖質は多めになっています。
例えば、Q.B.Bのチーズデザート バニラ6Pの栄養成分を見てみると。
<チーズデザート バニラ6P 1個(15g)あたりの栄養>
- エネルギー:47kcal
- たんぱく質:1.0g
- 脂質:3.6g
- 炭水化物:2.7g
1個に糖質が2.7g含まれています。
※チーズには食物繊維が含まれていないので、炭水化物=糖質と考えて良い。
日本食品標準成分表2015年版(七訂)によると、プロセスチーズは100gあたり1.3g。
ということは、『チーズデザート バニラ6P』1個15gには、プロセスチーズ200g分の糖質が含まれていることになります。
6個食べれば、糖質16.2gになります。デザートチーズを食べる時は、糖質量に注意しましょう。
腎疾患の人はナチュラルチーズ
健康に問題のない人は、どのチーズでも問題ないようですが。
腎臓に問題のある人は、リンが含有量が少ないナチュラルチーズが良いようです。
これは、チーズに含まれているリンは腎臓から排泄されるためのようです。
これについては、素人が書くものでもないので、以下の記事を参考にしてください。
▷透析患者さん以外は、リンは問題になりません。-MEC食ドクター福田世一 プチMEC食のススメ
個人的におすすめのチーズは?
「MEC食を3年やっていて、おすすめのチーズは?」
と聞かれたら、こう答えると思います。
「人それぞれの好みがあるので、おすすめはありません。」
MEC食をやっている人のブログを拝見すると、好みはバラバラ、食べ方もバラバラなんですよ。
これって、いろんなものを食べてみて、好みのものを見つけるしかないと思います。
僕は、チーズが大好きなんですが、それでもおいしく食べられないものもあります。
カマンベールチーズは、柔らかすぎて食べた気がしないし。
ブルーチーズは匂いが苦手。
料理にチーズを使ってしまうと、これまた食べた気がしないので、滅多にやりません。
まずいチーズに当たってしまった時、処分のために、たまご焼きやお肉に乗せて食べることはあります。
普段は、プロセスチーズとナチュラルチーズを半々くらいで食べていますが、どちらも味・食感がしっかりしているものを食べています。
また、料理に加えずそのまま食べることが多いです。
栄養のことはあまり気にせず、おいしく食べられるものを探してみるのが良いのでは?
MEC食初心者はプロセスチーズからで良いかも
プロセスチーズは、ナチュラルチーズに比べて低価格で購入できます。
そのため、MEC食初心者さんはプロセスチーズから入ってみて良いと思います。
6Pチーズなら200〜250円くらいで購入できると思います。
そこから、こだわりが出てきたら、ナチュラルチーズに範囲を広げて好みのものを探してみてはどうでしょうか?
MEC食のおすすめのチーズの種類についてまとめ
MEC食では、健康に問題ない人なら、どのようなチーズでもOKとしています。
大事なのは、1日120g食べること。
チーズの種類で栄養成分に違いはありますが、まずはおいしく食べられるチーズを見つけることが良いと思いますよ。