デューク・シンガポール国立大学医学部の研究チームが、『赤肉を食べると糖尿病のリスクが高まる』という内容の研究結果を発表しています。

この論文について、MEC食を指導している福田世一医師が、反論しています。

ということで、赤肉がヤバイっていう論文の内容と、福田世一医師の反論内容をまとめてみました。

肉がヤバイっていう研究結果の内容

赤肉を食べると糖尿病のリスクが高まるという研究結果が掲載されたのが、『American Journal of Epidemiology』(オンライン版)です。

▷ Meat, Dietary Heme Iron, and Risk of Type 2 Diabetes Mellitus: The Singapore Chinese Health Study

この研究結果を簡単に言えば、

  1. 赤肉(タンパク質と脂質が含まれている肉)は、鶏肉(ニワトリ・ガチョウ・ウズラ・アヒルなど)や魚介類と比較して糖尿病リスクが最も高かったよ。
  2. 肉に含まれる飽和脂肪酸・ヘム鉄・AGE(糖化最終産物)がインスリンの働きを低下されるからだよ。

ということらしい。

この研究結果を見ると、「やっぱ肉食べるのはヤバイじゃん!」ってなりそうですよね。

MEC食指導の福田世一医師が反論

この件について、MEC食を指導している小倉台福田医院の院長・福田世一医師がヘルスプレスで反論しています。

▷ <ステーキダイエットは危険>は本当か? 「赤肉」の食べ過ぎで糖尿病になる!?-ヘルスプレス-

福田世一医師の反論内容は簡単に言うと

  1. この論文には炭水化物の量が書かれてないよ
  2. 炭水化物と赤肉を過剰摂取が良くないよ

ということらしい。

論文では、赤肉に多く含まれている飽和脂肪酸・鉄分と、調理でできるAGEが良くないとしているけど。

飽和脂肪酸について

福田世一院長によると、糖質と飽和脂肪酸をたくさん摂れば、内臓脂肪が蓄積されてインスリンの働きが悪くなる。

糖質を抑えれば、飽和脂肪酸はエネルギーとして使われるから蓄積されない。

ヘム鉄について

カラダで悪さするのは、ヘム鉄ではなく鉄イオン。鉄イオンは、鉄剤の静脈内注射で体内で増えるもので、口から摂取した赤肉で鉄イオンは過剰に増えることはない。

AGE(糖化最終産物)について

AGE(糖化最終産物)は体内で余った糖質とたんぱく質が糖化タンパクを作ってAGEになる。

つまり、炭水化物(糖質)のとり過ぎが問題だと指摘しています。

炭水化物のとり過ぎって、一体どれくらい?と思いますが、福田世一医師によると1日の摂取カロリーの30%未満らしい。

炭水化物30%未満ってどれくらい?

ということは、1日2000kcal摂取したとしたら、600kcal。

糖質は1gあたり4kcalだから、150gという計算になりますね。意外と多い。

【参考】白米をお茶碗1杯150gの場合・・・糖質55.65g

でも、厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2015 年版)での炭水化物の目標量は男女ともに50~65%としているから、コレに比べると半分くらいになりますね。

調べたい人は、以下のサイトを参考に。13ページにあります。

▷ 日本人の食事摂取基準(2015年版)概要

まとめると炭水化物に注意ってこと

今回取り上げた論文では、赤肉を食べると糖尿病のリスクが高まるってことだったけど。

赤肉が単独犯というよりも、糖質と飽和脂肪酸の組み合わせに問題があるってことみたいです。

炭水化物に含まれる糖質と赤肉の飽和脂肪酸の過剰摂取の合わせ技が、カラダに良くないんでしょうね。

お肉を悪者扱いすると栄養不足になってしまうから、これからもMEC食を続けようと思います。

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